Tokyo 7th シスターズ 4th Anniversary Live のはなし

2点だけ。

 

Le☆S☆Ca植田ひかるさんについて

振り返ってみると、自分が思うLe☆S☆Caの魅力は不完全さにあると思っていた部分があった。

総監督茂木もその言葉を使って彼女たちを表現したことがあるそうで、そうなると

まさにそう意図された通りに感情を動かされていたことになる。

ただ、4thで見た彼女らは……

いよいよ、777☆Sに並び立つユニットになれたのかなと感じた。

 

じゃあLe☆S☆Caが持っていた不完全さの一番の要因って何なんだ?となったときに、

植田ひかるさんの名前が出てこないことはないだろう。

 

Tokyo 7th シスターズ の顔であり、春日部ハルであり、アイドル然とした振る舞いを余すことなく

魅せてくれる篠田みなみさんは、時間を掛けて、いわば後天的にそう”なった”ように思う。

(悪く言っているわけではないということは理解してほしい)

それとは逆に、植田ひかるさんはまさに天然物。

 

映像化されていない2nd昼公演、僅かながらMCで時間を与えられた植田ひかるさんは

まさにしどろもどろ、何を話していたかまではさっぱり覚えてないが、

見ているこちらが不安になるような状態だったことを今でもよく覚えている。

それもそのはず、あの時点で彼女がああいうステージに立つのはあれが初めてだったのでは?

(ちゃんと調べたわけではない)

ただ、MC以外の部分では慣れがないとか他に劣っているとか、そういうことを思った記憶はなく、

ずっと泣き出しそうな表情をしていて、何か人を惹きつける子だなという印象があった。

 

未だにあのとき見たままの原石のようでもあり、でも4thで見た彼女は、

あの頃のたどたどしい姿とは全く違っていて、

「不完全」と表現することはもうできないなと感じた。

 

777☆SISTERSについて

上でLe☆S☆Caについて「いよいよ、777☆Sに並び立つユニットになれたのかなと感じた」と

書いたばかりでアレなんですが、彼女たちもまったく歩みを止めていなかった。

 

正直なところ、777☆Sは武道館限定の環境適応力《フィールド・パワーソース》によって

攻撃力が30パーセントUP! してるもんだとばかり思っていたんですが、

4thでの彼女たちを見たらあれは一過性のものじゃなく、

確実に、ユニットとしてもう一段上のレベルに進んだんだなと感じた。

 

実際、3rdまでのライブでさ、777☆Sの登場であんなに会場湧いてた?

メモリアル以前の777☆Sは「ナナシスという物語の主軸」みたいな特殊な立ち位置であって、

実際のところ支配人たちは、777☆Sに内包されたユニットのほうが楽しみだな、と

思ってる人も多かったんじゃないか?

少なくとも、自分はそういう風に思っていた部分はあった。

でも、メモリアルを経て変わった。

 

次のユニット紹介の映像が流れて、「777☆SISTERS」が出てきたときの会場の支配人たちの歓声、

セブンスシスターズよりも大きかったように感じたし、いよいよ彼女たちも、

レジェンドに並び立つ存在になってしまったか…とさえ思えた。

 

・おわり

あとはみなさんに任せます。(ここで FUNBARE☆RUNNER が流れ始める)